暖かくなると外でご飯を食べたくなる今日この頃、私がよくお弁当を持ってピクニックに行く公園、東京都立小金井公園を紹介します。
子どもが生まれてからというもの、子連れというフットワークの悪さから休日はどこへ行こうか毎回頭を抱えているのですが、今回紹介する都立小金井公園は何度行っても子どもは大満足、大人もリフレッシュできる公園なんです。
子どもがうるさくしても、ガンガン走り回っても大丈夫、食事もできて、トイレやおむつ替えにも困らない、いろんな遊具や施設が充実しているので、大人も子どもも楽しめます。
大人が楽しめる施設もたくさんあるのですが、今回は子連れピクニックという視点からおすすめポイントを紹介していきます!
東京都立小金井公園とは
都立小金井公園は小金井市を中心に小平市、西東京市、武蔵野市にまたがる広さ約80haの都立公園です。
都立公園の中でも日比谷公園の5倍、上野公園の1.5倍と最大規模で、子連れでも大人だけでも、みんな楽しめる公園になっています。
園内は芝生を中心に桜並木や梅林、雑木林が広がっており、子供には嬉しいアスレチック広場やソリゲレンデにふわふわドーム、サイクリングコース、一輪車やスケートボード場、市民体育館にテニスコート、バーベキュー場、ドッグラン、SL展示、江戸東京たてもの園などがあります。
また、災害時には避難場所になるなど、防災上の重要な役割を担っている公園です。
所在地
小金井市桜町3丁目、関野町1・2丁目、小平市花小金井南町3丁目、西東京市向台町6丁目、武蔵野市桜堤3丁目
(問い合わせ先)
小金井公園サービスセンター
042-385-5611
アクセス
JR中央線、武蔵小金井駅から
・北口バス乗り場2・3番から西武バス乗車、「小金井公園西口」下車(乗車時間約4分)
・北口バス乗り場4番から関東バス三鷹駅行き乗車、江戸東京たてもの園前、小金井公園前、スポーツセンター入口のいずれかで下車(乗車時間約4分)
・徒歩(園入口まで約19分)
JR中央線 東小金井駅から
・北口バス乗り場からCoCoバス(小金井市コミュニティバス)乗車、小金井公園入口、たてもの園入口下車(乗車時間約5分)
・徒歩(園入口まで約17分)
西武新宿線 花小金井駅から
・小金井街道沿い、南花小金井バス停から西武バス武蔵小金井駅行き乗車、小金井公園西口下車(乗車時間約3分)
・徒歩(園入口まで約19分)
駐車場(有料・24時間)
・第一駐車場431台
・第二駐車場126台
子どもに人気の遊び場3選
ピクニックに来ても、お弁当を食べるだけでは子どもたちは退屈してしまいますよね。
都立小金井公園には子どもが楽しめる遊び場がたくさんあるのですが、中でも人気の3箇所を紹介します!
どれも無料で利用で楽しめる施設になっていますので、ぜひ試してみてくださいね!
ふわふわドーム
子どもに大人気のふわふわドーム。
屋外トランポリンに子どもたちは夢中です。
こちらのふわふわドームはお山が3つの規模としてはそこまで大きくはありませんが、小さなお子さまにはむしろ安全に楽しめるふわふわドームになっています。
ぴょんぴょん飛び跳ねる子どもたちの楽しそうな姿を見ると、私もやってみたいな、なんて思ったりするのですが、残念ながら大人は利用禁止だそうです。
利用は3歳から12歳までのお子さまで(6歳以下は大人の付き添いが必要)、9:00〜17:00(4月〜8月)または10:00〜16:00(9月〜3月)、20分程度の入れ替え制になっています。
休日は特に人気で入場待ちの列が長くなる可能性がありますが、整理券の配布などについては混雑時となっており、不確実ですが配布される場合は各回10分前となっています。
休日に利用希望の場合は早めに訪れることをおすすめします!
ソリゲレンデ
広さ約1,500㎡で傾斜角度17度の広いゲレンデは開放感たっぷりでこちらも子どもに人気の遊び場です。
人工芝のゲレンデをソリに乗って滑るのは大人でもついテンションが上がってしまいますね。
ソリの底面に付けるワックスはゲレンデの入り口の脇に液体のワックスの入った容器がありますので自由につけることができます。
ほとんどの人はゲレンデに入る時にソリを浸してから斜面に向かうため、和ワックス容器の周りがビショビショになっていました。
個人的には毎回浸す必要はないかなと思うのですが、雑に扱うとソリの内側に入ってしまったり、服や靴が必要以上に汚れたりするのでご注意を!
ソリの貸し出しはありませんので、持参するか園内の売店で購入しましょう(2024年6月現在、¥2,000-)。
お尻の下に敷くシート状のものは利用できませんのでご注意を。
管理人さんがいないので、追突などに十分注意して利用してくださいね!
わんぱく広場(アスレチック)
ネットや壁を登ったり、ローラー滑り台を滑ったり、小さなお子さまからやんちゃ盛りのお子さままでみんなが楽しめるアスレチックになっています。
小さなお子さまを大人が支えながら一緒に遊べる比較的傾斜が緩やかな場所と、壁面に空いた穴に足をかけてよじ登っていくような、元気な男子が大好きであろう場所と、難易度はさまざまです。
ローラー滑り台って、滑るだけで何だかワクワクした子どもの頃を思い出しますね。
ターザンロープも2台あります。
いわずもがな、こちらも大人気なので譲り合っての利用になります。
休日はこちらも混み合いますので、十分に注意しながら楽しんでくださいね!
ピクニックにおすすめの広場3選
公園内には遊び場やスポーツ施設など遊びどころはたくさんあるのですが、今回の目的ピクニックのメインで訪れてほしい広場をピックアップしました!
どこも芝生になっていて、同じように見えますがそれぞれ個性があるので広場選びの参考にしてみてくださいね!
いこいの広場
こちらの広場がいわゆる小金井公園のメイン広場と言っても良いような、芝生が気持ちの良い多目的広場になっています。
私はよくこの広場にレジャーシートを引いて、家から持参した簡単なお弁当やサンドイッチでピクニックをしています。
お弁当というとなんとなく気が重くなりがちですが、コンビニやファストフード店でテイクアウトしたり、なんでもOKですし、広場の近くには売店や自販機もあるので、スナックは現地調達も可能です。
ベンチは周辺に少しありますが、数は多くないのでレジャーシートの使用をおすすめします。
ランチを取るも良し、昼寝するも良し、子どもが走り回っても芝生なので怪我の心配もありません。
周囲に迷惑のかからない程度ならバドミントンやフリスビーなども楽しめます。
(ゴルフや球技はできませんのでキャッチボールなどをやりたい方は多目的運動広場でやりましょう。
多目的運動広場はわんぱく広場の裏手にあり、どなたでも使用できます。)
また、この広場では凧揚げの名人が凧をあげていることもあり、思わず見上げてしまう見事な連凧はこの広場の名物にもなっています。
ユーカリ広場
公園の東側に位置するこのユーカリ広場には公園内で唯一火を使うことができるバーベキュー場があります。
完全予約制なので準備をする必要がありますが、機材と食材を持ち込みの場合、場所のみの利用は無料です。
手ぶらプラン(¥2,980〜)や、機材のレンタルもあるので、手軽に済ませたい、機材を持っていないけどバーベキューを楽しみたい方にはおすすめです。
こちらのバーベキュー場、園内のドッグランに近いところにあるため、ワンちゃん連れでの利用者も多いです。
(ドッグランの使用には事前にサービスセンターもしくはWebでの登録が必要です。
ちなみに令和6年度はWebのみとなっていますので、早めの登録をしておきましょう。
詳しくは東京都公園協会のHPで確認をおすすめします。
また、食べ物をもってドッグランに入ることはできませんのでご注意を。)
お花見の時期や初夏、秋は予約が取りにくくなりますので興味のある方は早めの予約がおすすめです!
たてもの園前広場
園内施設の江戸東京たてもの園前の広場で、おすすめはズバリ3月のお花見の時期です。
お花見にはもってこいの見事な桜を見ることができます。
こちらは他の広場と違って、中央に通路があるため、落ち着いた雰囲気で、ベンチも多数ありますので、利用者の年齢層はやや高めの印象があります。
桜の季節はぜひここでゆっくり季節を感じたいものです。
こちらも近くに売店がありますので、お茶やスナックを購入することも可能ですし、園内唯一のイートイン、「そば茶屋さくら」というのがあります。
そば、うどんの他、お団子も人気なので、ぜひ試してみてくださいね。
サイクリング場
大人用から子供用まで自転車の貸し出しがあります。
サイクリング専用のコースのほか、子ども用の練習場があるので、まだ自転車に慣れていないお子さまの補助輪付き自転車の練習もできます。
サイクリングコースは自転車専用の一方通行、園内で森林浴ができるコースになっていてとても気持ちが良いですよ!
そのほか、大人と一緒なら園内を自由に走ることができます。
園内はとっても広いので端から端まで行くには結構な距離がありますので、自転車を利用して園内を散策するのもおすすめです!
利用料金 ¥210-(最初の1時間、以降30分毎¥100-)、補助輪付¥100-(最初の1時間、以降30分毎¥50-)
江戸東京たてもの園
江戸東京博物館の分館として1993年に開設された野外博物館で、歴史的重要建物を移築した野外展示場はには専門家も唸るほど貴重な建物の数々が並んでいます。
しかも実際に入ることができるんです!
見どころは何と言ってもあのジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている建物です!
湯婆婆の油屋をはじめ、釜爺の仕事場や千尋の両親が豚になるシーンのお店など、随所に感じることができます。
ひと昔前の日本がどんなだったのか、タイムスリップした気分でとても興味深い施設です!
ジブリスタジオが近いこともあって、宮崎駿監督はこの江戸東京たてもの園のマスコットキャラクターをデザインするなど、関係は深いようですね。
ピクニックと合わせて楽しめる場所になっています!
開園時間 9:30〜17:30(4月〜9月)、9:30〜16:30(10月〜3月)
毎週月曜日休園(祝日の場合は開園)
入園料 大人¥400-、65歳以上と都外の中・高生¥200-、大学生¥320-、都内在住、在学の中学生以下は無料
まとめ
今回は東京都立小金井公園をピクニックに行くという視点でご紹介しましたが、いかがでしたか。
青空の下でゆっくりできた時は贅沢だな、と感じるのは私だけではないはず。
日頃から地域の人で賑わっている公園ですが、休日ともなれば遠方からもたくさんの人が訪れる人気の公園です。
大人も子どもも楽しめる公園ならではのいろいろな楽しみ方ができますので、ぜひご自身の楽しみ方を見つけてみてくださいね。
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