ブギウギオープニングの人形作家は誰?怖い気持ち悪い理由は?

ブギウギオープニングの人形作家は誰?怖い気持ち悪い理由は?

2023年10月から始まったNHK連続テレビ小説「ブギウギ」、歌やダンスが見どころとあって放送開始から注目を集めているわけですが、一部の視聴者からはオープニングの操り人形が怖い気持ち悪い作家は誰なの、との声が上がっているようです。

ブギウギの舞台は昭和のはじめ頃から中頃、当時の雰囲気が伝わってくるようなオリジナリティーあふれるオープニングなのですが、今回は「ブギウギオープニングの人形作家は誰?怖い気持ち悪い理由は?」というタイトルでお伝えしていきます!

目次

ブギウギオープニングの人形作家は誰?

注目度の高いドラマだけあって、いろいろな視聴者の声が飛び交っているようです。

制作チームは国内でも評価の高い作家さんが名前を連ねていますので、ご紹介していきます!

ブギウギオープニングの人形制作操演は八代健志

今回の注目の的、操り人形の制作、操演をされているのはディレクター、アニメーター、人形造形として活躍されている八代健志さんです。

八代健志

1969年 秋田県生まれ。

1993年 東京藝術大学デザイン学科卒業

CM制作会社でCMディレクターとして活動。

実写だけでなく、さまざまな技法のアニメーションを取り入れたCMや映像制作をされてきました。

2012年頃から人形アニメーションの制作を開始。

脚本・監督から人形造形、アニメートまでこなし、手触り感のある映像を制作されています。

代表作

2012年 「11月生まれの男の子のために。」

2013年 「ノーマン・ザ・スノーマン〜北の国のオーロラ〜」

2013年 「薪とカンタとじいじいと。」

2015年 「眠れない夜の月」

2016年 「ノーマン・ザ・スノーマン〜流れ星のふる夜に〜」

手触り感のある映像という名の通り、暖かさが伝わってくるような作品ばかりです。

ブギウギのオープニングでは木彫の操り人形でしたが、いろいろな素材の人形を制作されているようでした。

表現したい世界に合わせて素材や手法を変えて制作されているのだと思うのですが、どれをとっても八代健志さんといった世界観をお持ちでした。 現代のハイクオリティなCGアニメーションとは一味違った、アートな世界です!

ブギウギオープニングの監督は映像ディレクターの牧野惇

オープニングの監督をされているのは映像ディレクター、アートディレクターの牧野惇さんです。

牧野惇

1982年生まれ。

2006年からチェコでドローイングアニメーション、パペットアニメーションを学んだのちに東京藝術大学大学院映像研究科アニメーションコースを修了されています。

誰しもが持ち合わせるような心くすぶるノスタルジックなモチーフ感やスケール感を根底に、現代的かつ高感度なアイデアやギミックを併せ持ち、制作物とその鑑賞者との距離を至極好意的に縮めることを可能にする。そのスタイルは、単なる「アナログ表現」や「クラフト感」と評されるに止まらず、それを超えた圧倒的な存在感を放つ。(牧野惇HPより)

実写・アートワーク・アニメーションを自由自在に操り独特な世界観を表現されています。

チェコで学ばれていることもあって、そんなヨーロッパの雰囲気もどことなく感じつつオリジナルの世界観を展開されています。

そんな牧野惇さん、実は有名な作品をいくつも手掛けていらっしゃいます。

YOASOBI 群青

Mr. Children ヒカリノアトリエ

CM アルフォート

2022年紅白歌合戦オープニング映像

TOKYO2020パラリンピック開会式映像ディレクター

YOASOBIの群青のMVでは2021年の映分連アワードで優秀作品賞(準グランプリ)を受賞するなど、多数の実績をお持ちです。 2022年の紅白歌合戦のオープニング映像も手がけられているとのことで、NHKからの評価も高いと思われます!

ブギウギオープニングが怖い気持ち悪い理由は?

そもそもなぜブギウギのオープニングが怖い、気持ち悪いと言われてしまうのでしょうか。

視聴者の反応も合わせてその理由を掘り下げてみたいと思います!

ブギウギオープニングの人形が不気味?

オープニングの人形が不気味と言われている理由の一つに首が長いというのがあるようです。

確かに人間のプロポーションからすると少々長いように思いますが、首の長い妖怪・・・を連想させるのでしょうか、理由はそれだけではないような気がしますね。

ふたつ目は顔の表情はリアルなのに頬がこけているから、というのだそうです。

表情がリアル、というのはむしろ作家さんや制作チームのクオリティの高さなのでは、と感じなくもないですが、そこに頬がこけているように見えるというのが、やや怖さを感じさせてしまうのかもしれませんね。

そもそも人形が動くことが怖いという意見もあるようですが、これはさまざまな刷り込みによって感じる恐怖に近いのかなと思います。

子供の頃って、パペットアニメや人形劇を楽しむ一方で本来ならありえない意識を持った人形が動き出して襲ってくるホラー映画に恐怖心を覚えるということってありませんでしたか?

そういったことも影響しているのではないかと思いました。

ディレクターの牧野惇さんがXでも言及されていますが、八代健志さんの人形にCGで目の表情をつけているそうなんです!

「人をより見つめているように見せるテクニック」を使っているのだとか!

温かみを感じる一方で怖さを感じる人もいるのですね。

人形「なのに」リアル。

人間に近くなればなるほどちょっとした違和感で恐怖を感じてしまう、そういったことなのではないでしょうか。

人形や動きのクオリティが高すぎるがゆえの視聴者の反応のようですね

ブギウギオープニング視聴者の反応は?

さて、ブギウギのオープニングが怖い、気持ち悪いと話題になる一方で肯定的な意見ももちろんあります!

ネガティブな反応につい注目が集まってしまいがちですが、ここではポジティブ意見もご紹介していきます!

毎朝ブギウギのオープニングがかわいい!

アニメーションがひょっこりひょうたん島みたいで懐かしい!

オープニングが好きすぎる!最高!

朝ドラのブギウギのオープニング観る度に、お人形の唇の動きに感心しています。

人形の動きも主題歌も平気なんだけど、どうしても、人形の顔が怖い 頬がこけてるように見えるからかなぁ?

かつてこんなにホラーな朝ドラのオープニングがあっただろうか怖くて早送りしてる。

ブギウギのオープニングに出てくる人形がどうやら娘は怖いらしい。

舞台が昭和初期から中頃ですから、当時の雰囲気を知っている世代かどうかでも意見の違いなどもあるようですよ

「ひょっこりひょうたん島」ってご存知ない方も多いのでは? 筆者はギリギリ知っているのですがね。

ギリギリですよ、ほんとに。

まとめ

今回は「ブギウギオープニングの人形作家は誰?怖い気持ち悪い理由は?」というタイトルでお伝えしてきましたが、いかがでしたか。

朝ドラ「ブギウギ」は期待のドラマだけあって思いがけずオープニングが怖い、気持ち悪い、などというネガティブワードで一部の注目を集めてしまいましたが、才能あふれる人形作家の八代健志さん、映像ディレクターの牧野惇さん、制作チームの力作によってリアルという壁を越えそうになっているからかもしれませんね。

話題になるというのはたくさんのファンがいないとありえないことですし、期待されているからこそだと思います。

今後もドラマの展開には目が離せませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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